「2023年経済構造実態調査(製造業事業所調査)」〔2022年実績〕(経済産業省)が、このほど発表された。これまでの工業統計調査では調査対象が従業者4人以上の事業所となっていたが、経済構造実態調査では全事業所を対象に調査している。前年(2021年)データと比較すると、2022年の「金属製スプリング製造業」は、製造品出荷額等が4673億4400万円で前年比2・0%増、原材料・燃料・電力の使用額等が2571億9700万円で同5・4%増と2022年はやや増加傾向を示したほか、事業所数は3所減、従業者数は157人減、事業に従事する者の人件費及び派遣受入者に係る人材派遣会社への支払額(以下事業に従事する者の人件費等)は0・8%増、付加価値額(従業者29人以下は粗付加価値額)は1・1%減という結果となった。
「2020年工業統計表・産業別統計表」〔2019年実績〕(経済産業省)が、このほど発表された。継続調査対象となっている従業者4人以上の事業所を前年(2018年)データと比較すると、2019年の「金属製スプリング製造業」は、製造品出荷額が5649億9700万円で前年比14・6%増、原材料使用額が3375億1300万円で同30・5%増と2018年は業況回復を示したほか、事業所数は8所減、従業者数は1337人増、現金給与総額は15・8%増、付加価値額は5・6%減という結果となった。→グラフ【出荷額】
「2019年工業統計表・産業別統計表」〔2018年実績〕(経済産業省)が、このほど発表された。継続調査対象となっている従業者4人以上の事業所を前年(2017年)データと比較すると、2018年の「金属製スプリング製造業」は、製造品出荷額が4930億7300万円で前年比13・6%減、原材料使用額が2586億3200万円で同23・8%減と2018年は業況悪化を示したほか、事業所数は9所減、従業者数は1599人減、現金給与総額は11・2%減、付加価値額は2・6%増という結果となった。→グラフ【出荷額】
「2018年工業統計表・産業別統計表」(経済産業省)が、このほど発表された。継続調査対象となっている従業者4人以上の事業所を前年(2016年)データと比較すると、2017年の「金属製スプリング製造業」は、製造品出荷額が5707億9500万円で前年比35・4%増、原材料使用額が3392億300万円で同52・6%増と2017年は業況好転を示したほか、事業所数は2所減、従業者数は3321人増、現金給与総額は24・4%増、付加価値額は17・2%増という結果となった。→グラフ【出荷額】
「2016年(平成28年)工業統計表・産業編」(経済産業省)が、このほど発表された。継続調査対象となっている従業者4人以上の事業所を前年(2015年・平成27年)データと比較すると、2016年(平成28年)の「金属製スプリング製造業」は、製造品出荷額が4214億3700万円で前年比1・9%減、原材料使用額が2222億8000万円で同2・0%減とやや業況悪化を示したほか、事業所数は31所減、従業者数は196人増、現金給与総額は2・1%減、付加価値額は12・8%減という結果となった。
製造品出荷額の推移→グラフ