「2023年経済構造実態調査(製造業事業所調査)」〔2022年実績〕(経済産業省)が、このほど発表された。これまでの工業統計調査では調査対象が従業者4人以上の事業所となっていたが、経済構造実態調査では全事業所を対象に調査している。前年(2021年)データと比較すると、2022年の「金属製スプリング製造業」は、製造品出荷額等が4673億4400万円で前年比2・0%増、原材料・燃料・電力の使用額等が2571億9700万円で同5・4%増と2022年はやや増加傾向を示したほか、事業所数は3所減、従業者数は157人減、事業に従事する者の人件費及び派遣受入者に係る人材派遣会社への支払額(以下事業に従事する者の人件費等)は0・8%増、付加価値額(従業者29人以下は粗付加価値額)は1・1%減という結果となった。